概要

ADELTAから2020年にリリースされたPC向け昭和×ヒーロー×大怪獣R18BLG
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【※プレイ前】昭和×ヒーロー×大怪獣⁉異色の組み合わせが織りなすドラマ『ウウウルトラC』

※注意※ 『古書店街の橋姫』を制作した「ADELTA」から発売になった最新作「ウウウルトラC」のプレイ前の感想になります。

舞台は1970年の万博を控えた日本は祖師谷で、白黒テレビから飛び出してきたような「怪獣」たちに悩まされているようです。「怪獣」と聞くと、特撮ものの敵役やゴジラなどをイメージしますが、公式サイトでは「人の怪獣化」や「可視化された絶望」と書かれており、イメージ通りの怪獣というよりは、未知の力を持つ正体不明の生物という意味で、見た目は人と変わらない怪獣が少なからず登場するのかなと想像します。それらの怪獣から平和を守るのが太陽仮面イカロスの様です。

本作には主人公がなんと3人登場します。正義とヒーローにあこがれる一般市民の「正太郎」、ヒーローと怪獣双方を憎む「史郎」、太陽仮面イカロスを演じる俳優「十郎」の3人です。主人公3人に対して、正太郎は「小塚」、史郎は「一色」、十郎は「夜美」と、それぞれ1人ずつ攻略対象が決まっており、カップリングが固定されているようです。ただし、主人公3人はいずれも受けとのことです。

カップリング固定なので、当然3人いる主人公同士の恋愛もないようです。筆者がこれまでプレイしたBLゲームは、主人公総受けや受け攻めは選べても主人公はひとりということが多かったので、本作の固定カップリング3組というのは非常に新鮮で楽しみです。

それぞれの攻略ルートは「日曜王道アクションストーリー」「怪奇ミステリー」「戦隊ヒーロー物」がテーマになっているようです。

登場するキャラクターは、主人公やその相手役のキャラクターだけでなく、同僚や仲間などサブキャラクターも多数登場するようです。その中でも個人的にとても楽しみなのが、正太郎と史郎の三角関係になっている「小林」と「無頼」です。「無頼」は謎が多いですが、「小林」は正太郎の元親友で狐塚と同じ名前ということで、狐塚が一方的に嫉妬しているらしいので作中で嫉妬イベントなどがあるのかとても気になるところです。

ゲーム内にもクリア後の「オマケ」があり、公式HPの方にも全話クリア後の閲覧を推奨する「後日談」や「Q&A」が用意されており、本作をじっくり味わいたい気持ちと早くクリアして見たい気持ちがせめぎ合います!

筆者、ヒーローや戦隊、大怪獣といった熱いテーマが大好きなので、ヒーローと怪獣の熱い戦いが繰り広げられるのか、人間と怪獣の違いや恋愛に悩む繊細な物語がつづられるのか、はたまた予想もしないような展開が待ち受けているのか…、プレイするのが非常に楽しみです!