概要
icingCandyから2011年にリリースされたPC向け女性向けAVG
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突然召喚された異世界で、大切な人たちとその世界のために自分を犠牲にしても「世界救済の役目を果たす」か、愛する家族や友人のいる「元の世界に帰る」か…。その選択はあなた次第!
主人公「皇 瑠奈(すめらぎ るな(名前変更可ですがデフォルト名だと呼んでもらえます)」は、日本で育ったごく普通の女子高生です。ある日突然、「ルーチェ」という異世界に召喚されます。
ルーチェは「ゲミュートの樹」と呼ばれる大樹によって支えられており、その樹が枯れると世界も滅びるとされています。「ゲミュートの樹」は普通の樹ではなく、「アリシス」が生み出す「リーベ」から栄養を受けて育っています。
今「ルーチェ」は先代の「アリシス」が去った後、新しい「アリシス」がなかなか見つからず、「ゲミュートの樹」が枯れ始めて世界の危機に瀕していました。そこに新しい「アリシス」候補として選ばれたのが瑠奈でした。
「アリシス」には「ロアクリスト」と呼ばれる護衛がつき、「アリシス」候補である瑠奈は、彼らから新しい「アリシス」になることを望まれます。その一方で、瑠奈は「ノワール(マイナス感情)」の影響で今のままでは「アリシス」になれないため、ロアクリストたちから「アリシス」になるための教育を受けることになります。
実のところ、瑠奈は「アリシス」になりたいわけではありませんでした。瑠奈は「ゲミュートの樹」と幼い頃から何度も夢の中で会っていたため「ゲミュートの樹」が枯れ始めていることに心を痛めていましたし、全く無関係の異世界であるとはいえ、自分が「アリシス」にならなければ世界が滅びると言われ、そのことも気にしてはいました。
しかし、「アリシス」の任期は人によって異なるため何年かかるかも分からず、なによりも瑠奈は愛する家族や友人のいる元の世界に帰りたいという気持ちも強く持っていました。
そのため、瑠奈は「アリシス」になりたいわけではありませんでしたが、瑠奈を召喚した「ルーチェ」の双子の番人であるエム・エルは世界を救うためにはいかなる犠牲も厭わないということを耳にし、表向きは大人しく「アリシス」になるための教育を受けながらも、元の世界に帰る方法を探すことにします。
瑠奈は「アリシス」としての教育を受ける中で、ロアクリストたちと触れ合い、彼らや「ルーチェ」に対して情を持つようになります。大切な人たちとその世界のために自分を犠牲にしても「アリシスとして役目を果たす」か、愛する家族や友人のいる「元の世界に帰る」か…。選択はあなた次第です!