概要

MONOCEROSから2005年にリリースされたPC向けBLゲーム
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真相を追い続けるか、真相に辿り着けるか、その結末はあなた次第!

主人公「赤江昌行(CV:緑川光)」は、特殊狙撃部隊(通称ZAT)に所属する青年です。

ある日、赤江は銀行強盗事件の対応のため出動します。狙撃班として待機する赤江ですが、スコープ越しに見た犯人は、本来知りえるハズもない赤江たち狙撃班の方向を向き、赤江の名を口にします。

自分の名前が呼ばれたことに動揺する赤江、その時インカムから「撃て」と声が聞こえ、狙撃命令と捉えた赤江は犯人を撃ってしまいます。その声は他の狙撃班の隊員には聞こえておらず、また赤江の上司・ZAT隊長久川の命令でもありませんでした。赤江の狙撃により犯人の一人が死亡。それに犯人グループが逆上し、激しい銃撃戦が起こってしまいます。

多くの死傷者を出しながらも犯人グループを鎮圧した赤江たちは帰還しますが、そこへ一本の電話がかかってきます。ボイスチェンジャーで加工した不気味な声は赤江に語りかけます。「気に入った?」と。機密組織であるZATへの直通の電話番号は限られた者しか知りえないものであるはずなのに、です。不審な電話に動揺する赤江に追い打ちをかけるように電話が鳴り、久川が銃撃戦で右腕を失ったことを知りました。

赤江にとって久川は上司以上の存在で、赤江は久川に対して密かに想いを寄せていました。人質を危険にさらしたこと、一般市民を巻き込んでしまったこと、そして何よりも大切な人の人生を狂わせてしまったことを悔やみ、赤江は責任をとってZATを辞職し、自宅に引きこもっていました。

そんな赤江のもとにある日久川が訪れ、赤江に自分の嫁になるようプロポーズします。そして、久川も既にZATを辞めおり、かねてより久川が密かに請け負っていた裏の仕事「殺し屋」を一緒にやろうと誘います。

赤江は驚きながらも久川の提案を受け入れ、悪魔に魂を売ってでも久川との生活を守ることを誓います。

殺し屋としての初仕事の日、赤江は偶然にも親友の島田に現場近くにいるのを見られてしまいます。

不審に感じた島田は赤江を追求し、殺し屋の仕事を辞めるように説得します。しかし赤江はそれを断り、久川との生活を選びます。久川との生活に幸せを感じる赤江でしたが、それも長くは続きませんでした。

突如かかってきた電話で常にない緊張した面持ちで久川が出かけた翌日、またしても赤江のもとに銀行強盗事件と同じ不審な電話がかかってきます。そしてボイスチェンジャーで加工した不気味な声は久川が死んだことを告げます。その声が告げたように、久川は既に亡くなっており、その死は自殺として警察に処理されていました。

久川の不審な死と不可解な遺書——。赤江をつけ狙う何者かの影―——。

久川を失った悲しみと絶望で憔悴しきった赤江に島田が想いを告げますが、赤江は久川を死においやった犯人を捜しだして敵を討つことを誓い、独自に捜査を開始します。捜査を続ける中で様々な人と関わり選択を迫られる中、真相を追い続けるか、真相に辿り着けるか、その結末はあなた次第です!